お洒落!なレストラン
いわゆる、「おしゃれ!」「かわいい!」都会的センスの内装で、一般ウケする店・・・の紹介です。
どんな店が、アメリカ、特に西海岸で好まれるか・・というと、まずは、明るい色を基調としていること。
(重厚過ぎる雰囲気はダメ。)
さらに、一般ウケするには、1つのテーマに向かって趣向を凝らしすぎ・・というのもタブー。あまりマニアックな雰囲気がする店は、当然ダメって事ですね。
◆Villa Blanca
白を基調にして、たくさんのバラ(白いイングリッシュローズだそうです。)で溢れた店内は、ビバリーヒルズ近辺の、奥様方のたまり場となるそう。
Villa Blanca
なーるほど、いかにもウエストコースとのセレブリティーの奥様方が行きそうなところでしょ。(笑)
彼女たちのファッションもまた、いかにも!LA風だよね。

ランチをしながら、おしゃべりを楽しむひと時だそうだ。
もちろん、女性客ばかりじゃなく男性も多く行く店では、あるが、女性客の方に人気があるとか・・。
彼女たちは、いったいどんなものをオーダーするのだろうか?
実は、ありきたりのピザやサラダみたいなものが多いらしい。
もちろん、ドミノピザなんかよりは、ずっと質のいい食材は、使ってるし、カラフルできれいな盛り付けはしてるけどね・・。
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高級すぎて、絶対行けない・・・・というほどの店では無いので・・ハリウッドの奥様方の生活をのぞくには、ランチに出かけてみるのも面白いかも。
◆Vottega Louie
Vottega Louie
ここは、ダウンタウンのオフィス街にあるため、ランチはオフィスワーカーたちが多くおとづれる。
やはり、白を基調とした店内で、ピザを焼くかまどがあり、ガラス張りで、ピザを焼く姿が見られるような設計になっている。
イタリアンを中心としたメニューだが、完璧なイタリアンレストランというよりは、アメリカ感覚のおしゃれなイタリアンというイメージが強い。

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ここの特徴は、まず、店内に入ってすぐ目にする、色とりどりのお菓子のコーナーだろう。
どーんと飾られたマカロンや、パステルカラーのパッケージのチョコレート、小さくてかわいいケーキがずらっと並ぶ。
パッケージも都会的なセンスがある。
たしかに、お菓子も食事も都会的なセンスに溢れ、確かにおいしいのだが・・絶品!とまでは、言えないだろう。
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右のピザは、rocket arugula(ロケット・アルーグラ)のピザ。つまり・・私たち日本人が、イタリア料理で、ルッコラと呼んでる葉っぱだ。
ワンランク上の都会人を気取る人々は、ペパロニピザではなく、ベジタリアン風のものを好むのだ(笑)
たしかに、さっぱりして美味しい。
クリーミーなソースやこってりのトマトソースの料理を食べながらなら、なおさら、さっぱりと美味しいパンの感覚で楽しめるだろう。

さて、たった一つだけ、ここで、多くの人々に絶賛されているメニューがある。
料理というより、アパタイザーの1つなのだが、Portobello(ポートベッロ)のフライだ。(右写真)
ポートベッロというのは、大きなブラウンのマッシュルームの種類で、これを、カリカリっとフライにして、ほのかに、ガーリックが香るアイオリソースで食べる。・・・たしかに、これは絶品。
ここは、高級店というほどでは無いので、どうぞお試しください。
◆French Landry
French Landry
いっその事、うんと贅沢なものを!お金に糸目はつけないぞ!・・と思うならば、ワインで有名なナパバレーまで行くのが一番。ここらへんには、ワイナリーの中に、レスコードのあるような豪華なレストランを持つところが多い。
一番有名なのは、フレンチランドリー。
ここは全米一、予約がとりにくいと言われるレストランでもある。
そもそも、2ヶ月先に予約をとるらしい。それでも、1回目はだいたい断られるという話だ。
しかも、料金は、すべてがお任せコースのため、1人ざっと、500ドル位は用意しておかないと・・・という話だ。(もちろん、ワインを飲んだり、チップも含めた金額とは思うが・・。)
それでも、多くの人で予約がいっぱいなるのは・・レストランガイド、ミシュランのサンフランシスコ版で、2008~2011まで、ずっと三ツ星を獲得してる店であり、また、それ以前にも、世界一の称号ももらったレストランだからなのだろう。
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ゴージャスなレストランというイメージではなく、いたってシンプル。田舎の中の一軒屋といったたたずまい。
それが、優雅なリッチな人々に愛される所以かもしれない。
ここの料理が食べたいばかりに、2ヶ月もまたされ、自家用機でわざわざナパバレーまで出かける金持ち連中もいると聞く。
思いっきり贅沢をしたいならば、「田舎の一軒屋のたたずまいで、とびっきり豪華な料理を食べる」・・・そんな時の使い方は、いかがだろうか?
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