ホットドッグ

ホットドックの基本となるものは、ホットドック用の長細いパンとソーセージだけ。
シンプルなものほど、素材や、その組み合わせ・相性によって、すっごく不味くなったり美味しくなったりするものだ。
ホットドッグの種類は、地域によってもそれぞれ違い、カンサスシティードック、シカゴドック、ニューヨークシティースタイルなど様々ある。
そして、ソーセージの上にかけるトッピングも、ケチャップとマスタードだけでは無く色々とあるのだ。


◆チリ
チリとは、チリソースのこと。(中華のエビチリソースとは違うよ!)このチリをたっぷりかけたものをチリドックと呼び、一番人気がある食べ方。 (写真はチリチーズドッグ)

ホットドッグのチリの作り方は、牛ひき肉、玉ねぎのみじん切りに、 トマトペースト、チリパウダー(赤いけど辛みは無い。)を加えたものを、ビーフブロス(ダシとなるもの)で煮込んで、ガーリックや塩、砂糖などで味を整える。
店によっては、月桂樹の葉やクミンなどのスパイスを加えたり、辛みを出す為に、タバスコを加えたり、さまざまな秘伝の味がある。)

このチリにビーンズを加えたものが「チリビーンズ」。豆好きな方は、こちらをどうぞ!


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レリッシュ

みじん切りにしたスイートピクルス。普通のピクルスをみじん切りにして、酢と砂糖、シロップに漬けたもので代用することも可。辛いチリドックに少し加えたり、味のアクセントとして 好む人も多い。

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オニオン

みじん切りにした生のオニオンを加えると、さっぱりとするし、しゃきしゃきとした歯ごたえも楽しめる。

コールスロウ

南部ではサンドウィッチに、ハムやローストした鶏肉と一緒にコールスロウを挟んで食べる。 ホットドックも、SOUTHERN STYLEと書かれてるものは、コールスロウ入りの場合がある。 また、ジューイッシュ系のレストランでも、サンドイッチを頼むとコールスローが一緒に入っている場合もある。

ザウアークラウト

ドイツ料理では、定番の酢漬けのキャベツですね。 ただシンプルにザウアクラウトをのせてマスタードだけで食べるってのが、ニューヨークスタイルだって聞いたこともある。

メキシカンスタイル

LAは、かなりメキシカンが多く、彼らのホットドックスタンドでは、オニオン、ベルペッパー(日本のピーマンのデカイやつで肉厚で苦みは無い)、マッシュルーム、チリなどを、炒めたものをのせる。

こういったホットドッグは、公園などでよく見かける「ホットドックスタンド」や野球場、映画館、モールの中、至るところで見かける。もちろん、美味しいところもマズイ店もある(笑)
オーダーするときは「ピクルスを多めチリ多めで、オニオンは少し。」というように、自分の好みで。

人気のホットドッグ店

Pinks(ピンクス)
ここは、創業1940年代という老舗のホットドッグ屋で、国内外からの客で常に賑わっている。
ぜひ、チリドックを手をべとべとにしてかぶりついて欲しい。それが、「正しいホットドッグの食べ方」

Dodger Stadium
ロサンゼルスの野球場といえば「ドジャース・スタジアム」。こ こは、名物ホットドッグがあり、昨年2011年の売り上げはざっと2億ドルだそうだ。10インチ(約25センチ)の長さもあり旨いけど・・たしか、5ドル以上はするはずだ!
それでも・・野球見物には、コークにホットドック、ポップコーンはよく似合う!

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