LAファッションディストリクト

LAのダウンタウンには、ファション、おもちゃ、ジュエリー、アートなど、それぞれの区域(ディストリクト)がある。
それだけに留まらず、ベッド用品、日用品、カード専門店やら、実にありとあらゆるものがあるのだ。

中でも、ファションディスとリクトは有名で、ここには、卸売り(Whole Sale)の店から、小売店がひしめき合い、バイヤー、パタンナー、スタイリスト、モデル、ファション系の学生たち、そこに一般客も混じって、いつも混雑している。

特に土曜日は、一番混雑している。(日曜は店が閉まってしまうところも多い。) 一般客は、メキシカンが非常に多い。また、多くの客をみこして、たくさんのホットドッグなどの屋台も出る。

Fashion District Photos
ファッションディストリクト地図
Fashion District (Wikipedia)

小売店、卸売り店とも、最近はとくに韓国系の人が多いのが目立つ。そして、客はメキシカン(笑) そのため、英語もたどたどしいような店員の店もあり、また、クレジットカードでは買えず、現金決済の店が多いので注意。

信じられないような品質のものが、かなり安く手に入ると思えば、安いだけあって最悪な品質のものもある。 自分の目で確かめて、上手に値切って買えるのが、ここでのショッピングの楽しさでもある。

路上の掘立小屋のような店で販売しているところもあれば、雑居ビルに入っている小さな店舗や、または、ブティックのようなところまで、実にさまざま。
ブラックご用達紳士服店やら、ウェンディングドレスの専門店、また、ベビーシャワー専門店(赤ちゃんの誕生祝い)などもあり、これもまた、実にさまざま。

LAファッションディスリクトのWeb(英語)
ファションディストリクトについて

◆カリフォルニアマーケットセンター(California Market Center)
少しエリアを外れて、9thストリートとMainストリートのあたりまで来ると、街の様相は変わってくる。 しかし、ここもファッションディストリクトなのだ。
カリフォルニアマーケットセンター、ここは、ハイエンドからミドルクラスのブランドが多くあるショールーム。

もちろん業者相手なので一般客には関係の無い場所ではあるが、ロビーでは商談している人の姿や、ビルの中に入っている本屋さんは、ファッション専門の本ばかりを扱う本屋さんだったり・・服の展示があったり、とにかく、アパレル一色の場所なので、業界の空気を知ることはできるだろう。


左は、ビルの内部の写真。
また、この近辺のビルも、ビル全体がアパレル系の小さな会社が入っているところも多い。 その上、ロサンゼルスには似つかわしくない、アールデコ調の古いビル、内部のエレベーターもレトロを感じるような建物もある。ぶらりと歩いてみては、いかがだろう?

この当りを、9thのストリートから、西に向かって歩いていくと、住宅街でもないのに、犬を連れている人が多いのに驚く。実は、いくつかのビルは、犬連れOKというビルなのだ。そのため、犬同伴で、出勤して仕事している人たちがいるのだ。

◆サンプルセール
この付近のショールームでは、シーズンの終わりに、サンプルセールを催し、卸値で一般客にも販売する。それを狙って、どっと人が押し寄せる。
LAの有名ブランド商品も数多くあり、品質もデザインも良いものが安く買えるので、アメリカ人客には、大人気。
(アウトレットと違って、日本人観光客やチャイニーズの人々は、まず見ない!(笑)おそらく、知らないのだろう。)
ここのサイトを、定期的にチェックしてみること。だいたいが、夏の終わり、9月頃で、週末の金曜日が多い。
それぞれのショールームで、開催日をお知らせするので、豆にチェックしてみるといいだろう。 ただし、ここでは、現金のみ。
LAファッションディストリクトサンプルセールの情報↓
http://www.fashiondistrict.org/content/?c=22